ロジボン株式会社 様
業務内容
タオルやシャンプーなどのアメニティを民泊施設へ配送・回収する事業を行っています。
協力会社さんがバンで配送していて、そのルート決めでODINの配送計画機能を使っています。
導入の背景
【宿泊施設へのリネンの配送】
軽トラック1台から起業し、現在は2つの配送センターを備えるロジスティクスサービス企業となりました。
『町の運送屋』からロジスティクスサービス企業へ成長するために必要だった一つの要因がODINです。
背景としては、企業のスピードアップのため、職人的作業を少なくしたいと思っていました。
具体的には、配車などのベテランしかできない仕事のことです。
ODINの自動配車機能を使って誰が配車しても同じ結果になるようにできました。
また、効率の良いルートができるので、2024年問題に関わる生産性を上げるという面でODINが非常に役に立っています。
ロジボン株式会社 代表取締役社長 黒沼様、3PL事業部 部長 赤岩様、配車担当 森川様にお話を伺いました。
代表取締役社長 黒沼 様
ODIN導入によるメリット
自動配車で誰がやっても早いスピードで同じ結果が出せるようになりました。
以前は職人さんの領域に近かった配車が、パートさんやアルバイトさんなど、配車経験のない方でも組めるようになったので、企業の成長スピードを上げる要因になりました。また、人が頭の中で組むよりも時間が1/3~1/4になっていると思います。
2024年問題について解決できています
弊社では2018年頃から2024年問題や値上げ交渉に取り組んでいます。
ODINでは効率の良いルートを作ることで配送時間削減できています。
ODINの計算方法として左巻きでルートを組んでくれるので、右折が多い右巻きのルートよりも効率が良いです。
右折ルートだと1ルート5分~10分くらい変わってくるので、その積み重ねは物流会社にとって致命的になります。
新規案件の獲得に役に立ちました
新規案件の獲得に役立ちました。荷主さんへのプレゼン資料にODINで組んだルートのスクリーンショットを載せています。
配車が属人化されておらず、効率のいいルートで回れていることをアピールできています。
ODINを含めたさまざまなサービスのおかげで中小企業でありながら、大手企業並みのプレゼン資料が作れています。
3PL事業部 部長 赤岩様
実際の利用シーン
物件名と荷物量が毎朝9時に届くので、それを元に効率的な配車を組んでいきます。
1日あたりの件数は100件~130件で、多い時は250件くらいあります。
一度は最短経路で計算し、物量や件数を考慮しながら再計算や行き先の入れ替えを行って微調整しています。
この方法で、配送と回収の2ルートを作成します。
その後、配達依頼書を作成して協力会社さんに共有しています。
配達依頼書の作成に関しても、ODINで出力できる配送計画のCSVを自社システムに取り込めば、
自動で依頼書が作成されるようにシステムを開発したので、効率化されています。
今後の運用
・ECサイトの配送で、大手の家具の配送も行う予定になっています。
この案件を獲得する際にシステムで配車を組んでいることをアピールしました。
荷主さんからいただく配送先ファイルをODINに取り込めるように修正し、自動配車できるように動いています。
・積載量を考慮して計算できるように、「この荷物量だとオリコン何個になる」というExcel関数を組んで、より効率的にしようと思います。