運行指示書とは
運行指示書とは、運行予定時刻や経由地、休憩時間・到着時間などの情報が記された書類のことです。つまり、あるドライバーの配送計画が記された書類のことです。
運行指示書の作成は貨物自動車運送事業輸送安全規則第9条の3で一般貨物自動車運送事業者等に義務付けられており、主に長距離輸送を行うトラック運送事業者に必要な帳票です。
運行指示書が必要となるのは下記の場合です。
- 乗務前点呼と乗務後点呼が共に対面で行うことができない
かつ - 2泊3日以上(48時間以上)の運行があらかじめ決まっている場合
- 運行途中で2泊3日以上の運行経路に変更となった場合
運行指示書に必要な内容
また法律の話になってしまいますが、運行指示書の内容は、貨物自動車運送事業安全規則の第9条3項にある下記の内容です。
1、運行の開始及び終了の地点及び日時
2、乗務員の氏名
3、運行の経路と主な経由地における発車、到着の日時
4、運行の際に注意を要する箇所の位置
5、運行の途中で乗務員に休憩を与える場合は、休憩場所(地点)と休憩時間
6、乗務員の運転または業務の交代がある場合は、交代する地点
7、その他運行の安全を確保するために必要な事項
運行指示書に関する悩み
運行指示書の取り扱いは運行管理者にとって悩みの種です。
紙の運行指示書の取り扱いが大変
- そもそも紙に手書きが大変
→紙に手書きをするのは時代遅れ - 配送計画に変更があった場合に大変
→運行指示を出したほうでも配送計画の変更を記載し、ドライバーさんが持っている方にも変更を記載しないといけない - 保管が大変
→1年間の保管義務 - 探すことが大変
→何月何日の運行指示書を取り出すことが大変 - 紛失してしまう
Excelの運行指示書の取り扱いが大変
- 日付の数だけシートを作らなければいけないので管理が大変
- 誤操作で行き先を消してしまうことがある
変更時の電話連絡が大変
運行指示書に関する悩みを解決!
紙の運行指示書→デジタル化
- コピーペースト、複製、定期的なルートの作成など、簡単に運行指示書が作成できる
- 配送計画に変更があった場合も簡単に変更ができる
- 何月何日の配送計画が、すぐ取り出せる(※ODIN上のデータの保管は1年間です。)
- クラウドにあるので紛失しない
Excelの運行指示書から脱却
- システムで運行指示書を作成できるので、Excelのコピペはもう不要
- うっかり行き先を消してしまう、などもなくなる
変更時の電話連絡が大変
- 配送計画を変更した際に、自動的にドライバーさんが持っているスマホアプリに通知が行き、変更をアプリに即時反映させることができる(※ODIN PREMIUMプランでのご利用が必要)
機能詳細
- 配送計画を作成すると、自動的に運行指示書が作成できます。
- 最適配送ルート計算、配車表、入力順いずれの方法で配送計画を作った場合も「運行指示書」が作成できます。
- 形式は右のサンプルの通りです。
- ドライバーの交代などについては備考に記載する必要があります。
- スマホアプリで運行指示書を出したい場合の詳細は、ODIN リアルタイム配送システム(外部サイト)をご覧ください。
実際の運行指示書 サンプル
実際の運行指示書のPDFファイルダウンロードはこちら